式根島の郷土料理1式根島の郷土料理といえば、まずは「たたき」。 魚をミンチ状にたたきます。魚はアオムロなど。 それにネギ・ショウガなどの薬味を加えます(各家庭によって異なる)。島唐辛子など(これは鷹の爪に煮ているのですが・・同じモノか違う種類なのかは未確認。青いうちに食べたりします)。 これに重曹を加え、揚げると、薩摩揚げ風のものになります。 また、みそ汁などにいれて、つみれみたいにして食べます。 次に、イモ餅。 ひいたすりイモをふかした餅米と混ぜて、餅つきします。 式根島ではこれにヨモギを混ぜて、緑色の草餅のようにします。 (新島ではイモを混ぜたらヨモギは混ぜないそうな)もちもちしていて、美味。秋に獲れた芋を一回ふかしてからペースト状にして乾燥させた「すり芋」という保存食があるのですが、市販はほとんどされておりません。たまに新島のふれあい農園などの産直市で出ることがあります。 追記・芋団子(くずだんご) サツマイモ・片栗粉・砂糖(好みで)・塩少々 だんごっ葉(式根島ではサルトリイバラ・カクレミノを使用) *なお、式根島のサルトリイバラは伊豆亜種のため、棘がありません。 サルトリイバラの丸いつやつやした葉はこの料理に使われることからダンゴッパという通称がよく使われています。 1 サツマイモを洗ってゆでる。櫛をさして通ればよいが、柔らかい方がよい。 2 皮をむいてつぶす。ビニール袋にいれてつぶすと楽。 3 砂糖(芋の7%が目安。お好みで甘くしてもよい)塩少々を2に混ぜてこねる。熱いうちに手早く。 4 片栗粉を芋の40%程度入れて、しっかりこねる。(ふかす場合は40%、揚げる場合は35%くらいがよいとのことである) これもなるべく芋が熱いうちに手早く行うこと。そうしないと、水分がとんでパサパサになっていく。 5 こねた芋を食べやすいようにまとめる。ハンバーグ型がいいが、お好みでこねこねしよう。 6 だんごっ葉でつつむ(なければ代用品で可) 7 蒸し器で20分程度蒸す(大きさによる。)明るい色に透き通ってきたらOK。これでできあがり。 美味しいです。お子様にも人気間違いなし。 式根島では給食で出ることもある一品です。 (そのときは、給食のおかあさんやおねえさんたちが団子っ葉を取ってきて準備してくださるのだそうですよ) 米がとれなかったせいかサツマイモ料理はいろいろあるようです。 芋汁・・・見たところ、芋の入った豚汁。 サツマイモをひたすら切っては入れて、 あとは具が ニンジン、ゴボウ、長ネギ、豚肉。 みそで味付け。 芋の分甘いです。 好みはわかれるかもしれない。体はあったたまりますよ! その2に続く。 ジャンル別一覧
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